2023-01-01から1年間の記事一覧

Odooを読む②

公式ドキュメントを読む。 開発者向けチュートリアルがあったので、とりあえずそれをやっていく。 事前準備 Docker内でCustom Moduleを使ってOdooを立ち上げる 実行時に--addons-pathを付与することで、アドオンをディレクトリから追加できる。 Dockerイメー…

Odooを読む

業務システムのバックエンドの作り方を知りたいので、Odooから勉強する。 基本的な構成を理解 個々の機能を理解 機能追加時のDBの変更を確認する 基本的な構成 OwlによるSPAだが、JSONRPCを使っていて一般的なJSON色付けではなさそう。 docker composeで立ち…

SQSの動作を検証する①(配信遅延・可視性タイムアウト)

TL;DR 配信遅延を設定すると、メッセージを送信してから受信できるようになるまで配信遅延分のラグを生じさせる 可視性タイムアウトを設定すると、メッセージを受信してから同じメッセージを再度取得するまでのラグを生じさせる 受信したメッセージの可視性…

GCPの基本(リソース階層・IAM)

GCPリソース階層 組織: 会社ごとに一つ。AWSではOrganization フォルダ: 組織に含まれる概念。AWSではOU プロジェクト: 課金単位。AWSではアカウント リソース IAM 組織、フォルダ、プロジェクト、リソースに対しての権限を付与 複数の権限をロールにまとめ…

microservices-demoをAzureにデプロイする その1

結論 Azureにデプロイできた。k8sのマニフェストは何の修正もいらなかった。 概要 前回の記事ではAWSにデプロイしたが、Azureにもmicroservices-demoをデプロイしたい。 Kubernetesリソースの差分 CSP固有のサービスを使う箇所はtype: LoadBalancerのみ。 GK…

microservices-demoをAWSにデプロイする その1

結論 AWSにデプロイすることはできた。 しかしFargateが使えない分、GKEと比べるとやや面倒1。 概要 microservices-demoを用いて、Kubernetesのアプリケーションの検証をしたい。 GKEのクラスタを作成後、以下を実行することで実現できる。 kubectl apply -f…

runcを読む その1

モチベーション ある日、Youkiというコンテナランタイムが出てきて衝撃を受けた。 自分もコンテナが何か知りたくなったので、runcを読むことにした。 正攻法と挫折 OCIの仕様を読み込むところから始める。 …と思ったが、抽象的過ぎてイメージがつかめない。 …