microservices-demoをAzureにデプロイする その1
結論
Azureにデプロイできた。k8sのマニフェストは何の修正もいらなかった。
概要
前回の記事ではAWSにデプロイしたが、Azureにもmicroservices-demoをデプロイしたい。
Kubernetesリソースの差分
CSP固有のサービスを使う箇所はtype: LoadBalancer
のみ。
GKEとAWSでは、それぞれ以下のタイプのLBだった。
GKE: 外部TCP/UDPロードバランサ
AWS: Internet-Facing NLB
AzureはおそらくパブリックAzure Load Balancerだろう。
実行
①AKSクラスタの作成
ドキュメントに従って、クラスタを作成する。
以下のように設定する。
その他は、すべてデフォルトの値でデプロイする。
②kubectlの設定
az login az account set --subscription "従量課金" az aks get-credentials --resource-group rg-aks-poc --name poc-cluster k get nodes NAME STATUS ROLES AGE VERSION aks-agentpool-xxxxxxxxx-vmss000000 Ready agent 20m v1.24.9 aks-agentpool-xxxxxxxxx-vmss000001 Ready agent 19m v1.24.9
Nodeを確認できた。
③yamlの修正
特になし!!何もせずにAKSにデプロイできるということになる
④k8sリソース作成
kubectl apply -f ./release/kubernetes-manifests.yaml
Podの作成完了
k apply -fしてからPodがすべて立ち上がるまでが明らかに早い気がする。20秒くらいですべてデプロイし終わった。
デプロイも完了
作られたリソースの確認
NSGは以下の通り
Azure Load Balancer
フロントエンドIP
バックエンドプール
アウトバウンドルール
インバウンドルール
ワーカーノード